型名(燃焼炉):SANQA-38K
バイオマスを燃料として小型でご希望の機能を持つ低価格のコージェネシステムが構築できます。
実施例:写真―1はスターリングエンジンST-5と組み合わせた発電コージェネシステムです。 ST-5についてはhttp://www.stirling-engine.com/をご覧ください。
写真―1
[1]小型トルネード燃焼方式バイオマス燃焼炉SANQA-38Kについて
この燃焼炉は木質チップを燃料とし、約38KWの熱量を連続して発生させることができます。
この熱量を用い、温水ボイラーと組み合わせて温水を得ることができます。
またスターリングエンジンST-5と組み合わせることで、約2.5KWの電力を得ることができます。
燃焼炉の詳細仕様は後記します。
[2]コンポーネント組み合わせによる各種コージェネシステムの構成
(1)温水ボイラーとの組み合わせ:図-1
弊社製温水ボイラー(型名:SANQA-HW)を組み合わせることで次の温水が得られます。
供給水温20℃の場合: 45℃ 16L/min
図―1燃焼炉と温水ボイラーとの組み合わせ写真―1
(2)スターリングエンジンST-5との組み合わせ:
図―2潟Xターリングエンジン社製ST-5と組み合わせることで、連続約2.5KW(100V 50 or 60Hz)の電力と温水(45℃ 12L/min 夏場)を得ることができます。 図―2燃焼炉とスターリングエンジンST-5との組み合わせ
図―2燃焼炉とスターリングエンジンST-5との組み合わせ
(3)熱風発生器との組み合わせ、バイオマス乾燥機との組み合わせ現在開発中の熱風発生器、バイオマス乾燥機と組み合わせることで用途、機能を拡大できます。詳細につきましては別途発表させていただきます。熱風発生器は小規模のハウスの暖房を行なうことが出来ます。また、バイオマス乾燥機は燃料に供するバイオマスの乾燥を行なうことが出来ます。
[3]トルネード燃焼方式について
バイオマス(木質チップ)を燃焼炉内で炉内壁に沿ってトルネード(旋廻)燃焼させることで、燃料が炉内に留まる時間が増え、また旋廻することで燃料と空気との均一な接触が図れ、完全燃焼に近い燃焼状態が得られます。そして内部温度は約900℃〜1100℃が維持されダイオキシン等の発生が防げます。
図―3にこの構成を示します。
[4]バイオマス燃料について
写真―2 |
この燃焼炉に適するバイオマス(木質チップ)を写真―2に示します。廃材や間伐材をクラッシュしたものです。ペレットなど2次加工したものに比べて安価に得られます。弊社では木質チップのテスト製造(小規模)も行なっております。製法については弊社までお問い合わせください。
|
[5] 小型トルネード燃焼方式バイオマス燃焼炉SANQA-38Kの概略仕様
燃焼炉の外形寸法
図―4燃焼炉の外形寸法
[6]システム構築上の参考資料
ここでご提案しておりますシステムは再生可能なバイオマスを燃料とした小型分散型システムです。このシステムは次のようなメリットがあります。
[6−1] 特徴
(1) 場所をとらず、比較的簡単に設置できます。
(2) 嵩張る木質チップが得られる場所に設置することで、燃料の運搬費用などが削減できます。
(3) 用途に応じて必要なコンポーネントを組み合わせてシステム構築ができます。
(4) スターリングエンジンST-5を組み合わせることで、発電電力の一部で燃焼炉稼動に要する電力を自給できます。(ただし始動時は除く)
お問い合わせ
詳細資料、価格、ご相談等は下記にご連絡ください
有限会社サンカ
190-1212
東京都西多摩郡瑞穂町大字殿ケ谷字土手内602
TEL:042-557-4061〜2
携帯:(中町)
FAX:042-557-4072
ホームページ:http://www.mmjp.or.jp/sanqa
メール:
|